EC2 に構築した WordPress から AWS SES を使ってメールを送信する (後半)

はじめに

こんにちは、missi です。「AWS 環境に WordPress をなるべくお金をかけずに構築していく」のシリーズとして記事を書いています。このシリーズでは、「AWS 上に WordPress を構築するために必要なリソースを最小限に抑え、コストを抑える方法について」お届けしています。今回は「EC2 に構築した WordPress から AWS SES を使ってメールを送信する (後半)」をテーマにご紹介したいと思います。

前半のおさらい

EC2 に構築した WordPress から AWS SES を使ってメールを送信する (前半)」では、以下の内容を紹介していきました。

今回は、AWS SES で設定した SMTP の値を WordPress で設定する手順について紹介していきます。

WordPress プラグインの設定

WP Mail SMTP のインストール

  1. WordPress 管理画面にログインします。
  2. ナビゲーションペイン [プラグイン] メニューから [新規追加] を選択します。
  3. 「WP Mail SMTP」プラグインを検索してインストールします。
  1. プラグインを有効化します。

WP Mail SMTP の設定

  1. ナビゲーションペイン [WP Mail SMTP] メニューから [設定] を選択します。
  2. 送信元メールアドレスで以下を設定します。
    • <任意>@<AWS SES 検証済み ID に登録したドメイン>
  3. 「メーラー」で [その他のSMTP] を選択します。
  4. 「その他の SMTP」の設定で以下内容を設定します。
    • SMTP ホスト: email-smtp.ap-northeast-1.amazonaws.com
      ※ 東京リージョンの場合
    • 暗号化: TLS
    • SMTPポート: 587
    • 認証: オン
    • SMTPユーザー名: 前半フェーズで作成した値
    • SMTPパスワード: 前半フェーズで作成した値
      ※ SMTPユーザー名、パスワードは前半フェーズで作成 (ダウンロードした CSV) で確認。
  5. 入力内容を確認し [設定を保存] を選択します。

テストメールを送信

  1. [メールテスト] のタブを選択します。
  2. 送信先に AWS SES 検証済み ID に登録したメールアドレスを入力します。
  3. 入力内容を確認し、[メールを送信] を選択します。
  4. 送信先に入力したアドレス宛のメールが受信できているか確認します。

おわりに

今回の記事は以上となります。このシリーズでは、「AWS 環境に WordPress をなるべくお金をかけずに構築していく」をお届けしていますので、ぜひ過去の記事もご覧ください。


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