レンタルサーバー利用時によく調べること

ここでは、レンタルサーバーを利用する際、よく調べることをメモしています。

SSH でログインして操作する

現在使用されているシェルを確認する

# 現在使用されているシェルを確認
echo $SHELL

# コマンド実行結果(例)
/bin/bash

利用可能なシェルを確認する

# 利用可能なシェルを確認
cat /etc/shells

# コマンド実行結果(例)
/bin/sh
/bin/bash
/sbin/nologin
/usr/bin/sh
/usr/bin/bash
/usr/sbin/nologin
/bin/tcsh
/bin/csh

SSH 接続が自動で切断されないようにする

一部の SSH クライアントでは、接続がアイドル状態になった場合に自動的に切断される設定があります。これを回避するには、クライアント側の設定を調整する必要があります。

SSH設定ファイル(通常は~/.ssh/config)を編集し、以下の設定を追加します。

Host *
  ServerAliveInterval 120

ServerAliveInterval は、クライアントがサーバーに対して継続的に応答を送信する間隔を秒単位で指定します。上記の例では60秒(1分)に設定されています。

クライアント側の設定変更後、SSH接続を再確立する必要があります。

これらの方法によって、SSH接続が一定期間アイドル状態になっても自動的に切断されなくなります。ただし、具体的な設定は使用しているSSHサーバーやクライアントによって異なる場合がありますので、環境に合わせて適切な設定を行ってください。

日本語が正しく表示されない場合の対応

SSH で日本語が表示できない場合の対応

レンタルサーバーに SSH でログインし、日本語を正しく表示するためには、いくつかの設定が必要です。利用しているシェルによって以下の手順に従ってください。

利用しているシェルが csh の場合

利用しているシェルが csh の場合、以下 ~/.cshrc を編集して日本語の設定を追加します。

# csh の設定ファイルを編集
vi ~/.cshrc

# 以下を追加
setenv LANG ja_JP.UTF-8
setenv LESSCHARSET utf-8

利用しているシェルが bash の場合

利用しているシェルが bash の場合、以下 ~/.bashrc を編集して日本語の設定を追加します。

# bash の設定ファイルを編集
vi ~/.bashrc

# 以下を追加
export LANG=ja_JP.UTF-8

これらの設定を行うことで SSH 経由でログインした際に日本語が正しく表示されるはずです。ただし、設定の詳細は使用しているサーバーや SSH クライアントによって異なる場合があります。必要に応じてドキュメントやマニュアルを参照し、環境に適した設定を行ってください。

Vim で日本語が正しく表示されない

vim エディタの場合

Vim で日本語が正しく表示されない場合、設定ファイルを編集して日本語の設定を追加します。

# vim の設定ファイルを編集
vi ~/.vimrc 

# 以下を追加
set encoding=utf-8
set fileencodings=utf-8,euc-jp,sjis,iso-2022-jp
set fileformats=unix,dos,mac

これにより、Vim が UTF-8 エンコーディングを使用してテキストを解釈するようになります。

vi エディタの場合

vi エディタで日本語を正しく表示するためには、vi の設定ファイルに日本語の設定を追加します。

# vi の設定ファイルを編集
vi ~/.exrc 

# 以下を追加
set encoding=utf-8

これらの設定を保存してから、vi を起動します。

よく使うコマンド

ディレクトリの使用量を表示する

ディレクトリの使用量を表示するコマンドは以下のとおり。以下のコマンドではユーザーのホームディテクトリ配下の使用量の合計を表示します。

# ディレクトリの使用量を表示
du -sh ~/

# 実行結果(例)
1.4G	/home/yourhomedir/

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